『DIR EN GREY 10 th album 『THE INSULATED WORLD』感想』
お久しぶりです。 今更ですが、敬愛して止まないDIR EN GREYの10枚目のアルバムが9月に発売されたのでその感想を書こうと思います。 本当は即書くつもりだったんですけど、なかなか時間も無く……今も無いですけど……。 曲毎の感想は無いですが、興味のある方は是非。 これが僕の解釈です。   前作『ARCHE』ではちょっと綺麗になったと言うか大人になったというか……語弊を恐れずに言うと大人しくなったなという感じでした。 ですが、ここがDIR EN GREYなんですよ。 そこからのシングルの『詩踏み』のブチ切れっぷり、『人間を被る』で更に他者なんてどうでも良いと言う気持ちの表れ。更に投下されたの『Ranunculus』のPV。嫌でも期待は高まります。 更に、事前にインタビューで言われていた『シンプル』というキーワード。 いざフラゲして(タワレコ通販さんありがとう)聴いてみると、ん? となりました。 シンプルってなんだっけ? っていう(笑) そもそもね、Ranunculusの歌詩の最後で救われたんだなとか思ったのに、これは救われたのか? っていう。 それ以前にですよ。昨年は結成20周年、そして10枚目のアルバムというキャリアがありながらこのアルバムは『攻めてるな』と思って聴いていたんです。 もっと守りに入ってもいいキャリアなのに……しかし、守るとはなんだろうか。 過去最大にヒットした曲に近いものを創るとか、もっと売れ線の曲を創るとか、あると思うんですよ。 そう考えた時、DIR EN GREYの守りとは何か。 無いんですよ。 常に創造と破壊を繰り返してアルバムごとにヴィジュアルも曲調も変わって来たバンド(ベスト盤なんか3バンドくらい入ってる感じでしたね(笑))なので、戻る場所も無いんですよ。 進むしかない、変わり続けるしかない。 『誰が正しいとかどうでもいい』 そう歌われているように、他者の評価を得る為では無く、自分たちが信じ進む方向に常に変わり続けて行く事は攻めているわけでもましてや守りに入っているわけでもなく、実に普通の事なんです、このバンドは。 その結果が20年の歴史と、海外進出への道を築いたのでしょう。  海外に向けて全曲英語で歌うアルバムだって創れるかもしれない。 けれどそうせず敢えてほとんど日本語で歌うのは、そういった評価を気にしないから。そしてその姿勢こそが評価されている。 このアルバムは『DIR EN GREY』らしさが充分に詰められている。 そう感じましたね。 10周くらいしてからようやく。 それまでホントに、なんだこれ? って感じでした(笑)。 因みにですが、人間を被るの歌詩の『夢を見ているお前が死ね』っていうのは、メンバーとかに過剰に期待してそれが違って失望してアンチ化する奴に対して言っていると解釈しています。 アイドルのファンとか多いじゃないですか。それまで好きだったのに彼氏が発覚したりすると死ねとか言い出す奴が。 そういうアイドルとかに夢を見ている奴の方こそ死ねと。それが正論だろ? と。 残響Twelveも十二なのでTwelveは時計の意味でずっと響いているという意味かなと。 フードの中から覗かせたのは刃渡り30cmの現実。は、フードの中は顔、刃渡り30センチもあれば人は殺せるので、死にたくなるような事(現実)を言う。とかですかね。 その部分をまとめると、酷い事を言うお前が死ねとは言いつつも言われた事が延々響いているとかそういう感じですかね。 そして『誰が正しいとかどうでもいい』と。 話は逸れましたが、アルバムの感想でした。 個人的に、死にたい京さん(普段)に叫び生きろ、私は生きているっていうまた別の京さん(DIR EN GREYとしての)からの言葉なのかなと思いましたね。 死にたい『俺』と生きている『私』 とりあえず……ここからの新作楽しみですね! 2018/11/20 NEXT→32ページ目